株式会社クラウドリアルティ鬼頭社長にインタビュー!クラウドリアルティってどんなサービス?
こんにちは!
そういえば20017年のおみくじは何ともしょっぱい「吉」を引いてしまい、特に話題に繋げられないソレンです。←
ところが・・・ なんと新年早々、良吉な出来事がやってきました!!
先日のブログ記事でお伝えした通り、今回は
Crowd Realty(クラウドリアルティ)というサービス運営会社の代表取締役、鬼頭 武嗣さんに特別インタビューすることが出来ましたので、その内容をお届けしたいと思います。
・まずは簡単に自己紹介をお願いします!!
・サービスについて質問です!クラウドリアルティではどんなことができますか?
・リスク対策はどうしているのでしょうか?
・ファンドの審査は自社で行っているのですか?
・クラウドリアルティはどんな人に向いていますか?
・なぜ不動産特化型のサービスなのでしょうか?
・クラウドリアルティは海外ファンドだけ取り扱うのでしょうか?
・最低投資額は5万円~で統一されているのでしょうか?
・どうしてこういった仕組みでサービス展開をしようと思ったのでしょうか?
・クラウドリアルティの一番の強みは何ですか?
・投資初心者に向けて最後に一言、お願いします!
早速、Crowd Realty(クラウドリアルティ)のサービス紹介、鬼頭 武嗣さんの簡単なプロフィールから紹介します。
クラウドリアルティ
クラウドリアルティは、不動産特化型の投資型クラウドファンディングサービスです。
他ソーシャルレンディングサービスとは少し仕組みが違い、どちらかというとREIT(リート)に近いモデルになっています。
REITとは、まず投資家から資金を集めて、不動産への投資を行います。
そこで得られる家賃収入だったり、不動産の売買益を投資家に分配していく、という仕組みです。
投資家は、様々な不動産の間接的なオーナーとなり、不動産のプロによる運用成果を受けることが出来るというイメージです。
果たしてこの仕組みでのサービス展開を行っているクラウドリアルティの強みとは一体何なのでしょうか?
毎度おなじみのソレンとカレンが、今回もインタビューしていきたいと思います!
名前:鬼頭 武嗣(きとう たけし)
趣味:バンド(ギター・ドラム)、不動産、建築
2005年3月 東京大学工学部建築学科卒業
2007年3月 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了
東京大学にて建築構造設計の研究を行う傍ら、Grove International Partners及び傘下のファンドにてオフィス・商業施設・ホテル・スキー場等の様々な不動産のアクイジション及びアセット・マネジメントに携わる。
2007年4月Boston Consulting Groupに入社。
2010年6月 メリルリンチ日本証券株式会社に入社。
投資銀行部門にて不動産業及びJ-REITのIPO・公募増資の主幹事業務、不動産の開発証券化に関するアドバイザリー業務など多数の案件を執行。
2014年12月に株式会社クラウドリアルティ設立 代表取締役に就任。
Q. まずは簡単に自己紹介をお願いします!!
例えば何か趣味などはありますか?
今週末も同じようにスタートアップを経営している仲間と練習があるんです(笑)
では、今やっていらっしゃるのはどちらかというとメジャーな曲が多いですか?
あとは不動産や建築は趣味であり、仕事でもあり…といった感じです。
大学、大学院でもずっと建築をやっていたので…建築家か構造家になろうと思ってArupというイギリス系の設計事務所で数年バイトもしていたんです。
当時…2001年頃にちょうどJ-REITがはじまってという時代背景の中で、不動産の証券化や不動産ファイナンスの世界が建築の世界にも浸食してきていたのを見て興味を持ったんです。
大学院に入ってからは幸運にも外資系の投資銀行や不動産ファンドで、インターンとして長期間実務経験を積ませてもらう機会を得たんです。
その中で金融の仕事の方が自分には合っていそうだと思い、金融の世界から日本の建築業界に資する事をしたいと思ったんです。
ちなみに、当時Santiago Calatravaというスペインの建築家が好きで、建築家の道に踏みとどまっていたら、ああいったスタイルを目指していましたね。(笑)
大学院時代のインターンを経て、いつか自分で不動産ファンドを立ち上げたいと思っていました。
メリルリンチにいた頃はJ-REITや私募ファンドでもできない事がたくさんあると感じていたのですが、そんな中海外のクラウドファンディングの状況を知り、これなら建築・不動産・金融・テクノロジーと自分がやりたいことが全て繋がって、自分が目指す世界観を実現できそうだと思って始めた感じです。サービスについて質問です!クラウドリアルティではどんなことができますか?
クラウドリアルティではどんなことが出来ますか?
サービスの仕組みから詳しく教えて下さい。
REITとは、Real Estate Investment Trustの略で不動産の証券化スキームの1つです。
その中でJ-REITと呼ばれているのが公募のREITで、証券取引所で取引されています。
このスキームでは投資法人という不動産を保有する会社を作り、その会社で不動産を保有・運用します。
その不動産を取得するために必要な資金は、銀行からの借り入れの他、普通の事業会社の社債にあたる投資法人債や、株式にあたる投資口を発行して資金を集めます。
ですから投資家は企業などに貸付を行っているのではなく、あくまで不動産に関するビジネスそのものに対して出資を行っていただきます。
なので自分達でもこのビジネスモデルはソーシャルレンディングと呼んでいないんです。
弊社のサービスの直接的なユーザーは投資家とプロジェクトの起案者です。
投資家の観点で言うと日本だけでなく海外…世界中の不動産に対し小額から出資を行うことが出来ます。
ソーシャルレンディングと違うのは、間接金融か直接金融かという点です。
弊社のプロジェクトでも、債権を証券化するものもあるんですけど、これは直接金融的なBondと位置付けられます。
例えば銀行にお金を預けている人は、銀行がどのような人や企業に貸し付けを行なっているか知ることができませんが、株式や社債を買う場合はどの企業が発行したものなのかが分かります。
初心者では投資をするのは厳しいですか?
やはり投資ですので、出資される方々にはある程度の知識は持っていてほしいと思いますし、弊社もそれに応えるべく最大限情報開示を行うつもりです。
また建築出身者らしく、日本のまちづくりに対する想いも色々とあるのですが、特にまちづくりのような社会的意義のあるようなプロジェクトには投資のプロだけではなく、そのコミュニティに関係する人なども含めた幅広い方々に参加してもらいたいと強く思っています。
そういった観点でも出来る限り初心者に対するハードルは下げたいと考えていて、小額から出資できるようにしています。
その他にも、ソーシャルレンディングとの違いはありますか?
先ほどの通り、どんなリスクがあるのかというのは事前に調査して開示していきますし、それに見合ったリターンを返せるようにしたいとも思っています。
最後は投資家の方がそのリスクを取れるかどうかを判断してもらえればと思っています。
リスク対策はどうしているのでしょうか?
例えば所有権がちゃんと登記できるのか、他に権利を制限するようなものがないか、隠れた瑕疵がないかなど…こういった情報も投資家に開示していきます。
あとは不動産があるので、 物件が無くならない限り不動産を売却して得た資金で投資家に返していく事ができます。
クラウドリアルティ
クラウドリアルティは、とにかく「透明性の高さ」と「投資家・資金調達者との繋がり」を重視し、不動産投資の魅力や面白さを世の中に広げていきたいという想いがたくさん詰まったサービスだなという印象を受けました。
確かに全くの初心者には最初少し難しいのかな?とも思いましたが、鬼頭さんがとても丁寧に説明して下さったので何となく雰囲気は掴めたような気がします。
今後のサービス展開も気になるクラウドリアルティに、引き続き注目していきたいと思います!!
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