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続き3ページ目【完結】クラウドリアルティの鬼頭社長に特別インタビューしちゃいました!

最低投資額は5万円~で統一されているのでしょうか?

カレン
今募集に出ているファンドが最低投資額5万円ですが、どの案件も大体このくらいの金額感でしょうか?
鬼頭 武嗣氏
ファンドによっては高くなる場合もあるかもしれません。
不動産って、上は億単位など結構高いものもあるので募集総額によっては5万円以上になる可能性もあります。
カレン
現状、1人あたりの平均投資額はどのくらいでしょうか?
鬼頭 武嗣氏
現状は、β版で会員が限定的というのもありますが…
20万円の人もいれば100万円以上投資している方もいらっしゃいます。
カレン
分配金は、毎月分配型ですか?償還方法は元利一括のみでしょうか?

鬼頭 武嗣さん こちらもファンドによって異なってくると思います。
分配金ありきというよりは、先にプロジェクトのキャッシュフローがあって、そこから得られる収益が分配金の原資となっていきますので、プロジェクトの中身次第ですね。

ちなみに、現在運用しているエストニアの案件で言うと、満期時に一括で償還する形になっています。

これはなぜかと言うと、証券化している中身の債権自体がそういう満期一括償還タイプなので、そちらに合わせているという形になります。



カレン
そのタイプですと満期時まで一切お金が入らず、満期を迎えたら入金があるというイメージでしょうか?
鬼頭 武嗣氏
もちろん満期一括償還タイプではないファンドも出す予定です。
例えば、毎月賃料が入ってきて、それが分配の原資になるようなものの場合は毎月分配になりますね。
カレン
ファンド1つ1つによって利回りの内容も分配方法も違うという感じなのですね。
鬼頭 武嗣氏
やっぱり不動産という固有性が強い対象を扱っているという性質もあってか、諸条件もそれぞれ違ってくるので、そのニーズに合わせた最適解をオーダーメイドで作っています。
カレン
募集ファンドに記載されている利回りと実際に入金される利益(利回り)分との乖離はあるのでしょうか?
鬼頭 武嗣氏
上振れする可能性も下振れする可能性もそれぞれあります。
例えば早期返還された場合には期間が短くなる分、利回りが高くなりますし、逆に運用期間が延びてしまった場合に、利回りが下がる可能性があります。
カレン
ソーシャルレンディングとは逆なんですね。
鬼頭 武嗣氏
そうですね。同じ金額のリターンが得られる場合は、タイミングが早ければ早いほど利回り、もう少し正確に言うとIRRが高くなります。

どうしてこういった仕組みでサービス展開をしようと思ったのでしょうか?

鬼頭 武嗣さん メリルリンチにいた時にJ-REITのファイナンスをやっていて、すごく良く出来てる仕組みだなと思っていたんです。

透明性も高いし、国債利回りとの利回り差、いわゆるイールドギャップが他国の公募REITより高かったり…
ただ、これにも限界があって、建築や不動産業界に資するという観点では、J-REITでは扱えない物件も山ほどあります。

まちづくりや遊休資産のリノベーションなどに取組む知り合いもいるのですが、J-REITは開発が絡む案件を基本的に扱わないので、そういう案件に対するリスクマネーのファイナンスを支えられる仕組みを作りたい、と思ったんです。

日本も人口が減って空き家が増える大きな環境変化を迎えた中で、既存の金融インフラでは支えられないものを、拾い上げられる仕組みを作るべきじゃないかと。

まちづくりの背景や対象の詳細な情報開示と、低コストで小回りの利くスキームは絶対に譲れないポイントでした。

社会課題が解決できないなら、自分がやる意味はないかなと。。



カレン
社会課題が解決できないなら…!!
とても素敵な想いから生まれた事業の立ち上げですね…!!

鬼頭 武嗣さん 既存のキャピタルマーケットでは、やっぱり日本の業界スタンダードが一部ガラパゴス化しているところもありますし、欧米のルール主導で作られている部分も多々あります。

一方で、特にエクイティ・クラウドファンディングの世界ではアメリカのSECもまだ明確にクロスボーダー案件に対するルールを決めきれていないですし、イギリスも同様の状況なんです。

日本が覇権を握る余地、そこまで行かなくても国際競争の中で割を食わないようにできる可能性はあるのではないかと思っています。

こういった金融業界の方の課題にもちゃんと向き合っていきたいという想いも結構強いですね。


カレン
日本ではまだ、クラウドリアルティのようなサービスの仕組みを知らない人が多いと思いますが、今後どのように周知していこうと考えているのでしょうか?
鬼頭 武嗣氏

これは仮説ですが…やっぱり実際のモノを見て、触って、判断してもらう等、金銭面のリターンだけでなく社会的な意義にも関心を持っていただきたいです。

投資後は資金調達している人達のビジネスがどうなったのか?場合によっては起案者の事業にも関与し、金銭的リターンも返って来る。
…という、起案者と投資家の関係性を深め、良好なユーザーエクスペリエンス(experience:経験)が得られる仕組みをデザインして、それに基づいた実績を積み上げていくことに尽きるんじゃないかと思っています。

出資・分配・償還というタッチポイントだけでは余りに無味乾燥なので、色々な仕掛けを組み込んでいければと思います。

クラウドリアルティの一番の強みは何ですか?

カレン
やはり先ほどおっしゃっていた「透明性が高い」点でしょうか?
鬼頭 武嗣氏
対投資家のプロダクトという観点でいうと、透明性の部分では情報の開示をしっかり行って、安心して出資いただけるようにしたいと思っています。
カレン
それは、ものすごく強い武器だと思います。(笑)
鬼頭 武嗣氏

繰り返しになってしまいますが、やっぱりその部分は会社を設立した時からのこだわりとして持っています。
中身が見えないと不動産の良さって伝えにくいと思うんです。

物件1つ1つの特徴が不動産の魅力そのものだったりしますので、その部分はちゃんと見せるようなスキームを作りたいと、こだわってきた部分です。
カレン
投資家としても、「自分が投資した資金は一体何に使われるのだろう?」という一番気になる部分が見えるのは安心できますし、信頼できると思います。
鬼頭 武嗣氏

あとプラットフォームとしての強みは、資金需要に合わせたスキームやプロダクトの設計力といったところでしょうか。

例えばコーポレートファイナンスの世界では、普通株式や社債以外にも様々な種類の転換社債など、発行体のニーズに合わせて多種多様なプロダクトが開発されてきました。
我々はクラウドファンディングの世界でも同じようにしていこうと取り組んでおります。

投資初心者に向けて最後に一言、お願いします!

鬼頭 武嗣さん 何か想いを思って不動産投資を始めようとしている人達について、資金調達の背景も含め、しっかりと情報を開示し、彼らの想い描くストーリーを伝えていきたいと思っています。

資金を調達する側の想いを知っていただき、どんな人達に出資し、資金がどう活用されるのかイメージした上で出資して欲しいと思います。

この取り組みを通じ、不動産という切り口で個人と個人が直接的に繋がって、距離感を近づけていけるような密度の高いネットワーク創りを全世界で広げていければと思っています。


カレン
今、お話を聞いているだけでもなんだかワクワクしてきますね…!!
今後のサービス展開に期待が高まります!!!!

質問は以上になります。
鬼頭さん、たくさんの質問にお答えいただき、本当にありがとうございました!!

クラウドリアルティ

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クラウドリアルティは、不動産特化型の投資型クラウドファンディングサービスです。
日本国内だけでなく世界のファンドを取り扱っており、小規模な不動産やリノベーション・開発といった内容のファンドを取り扱っています。

まだβ版がOPENしたばかりで、募集案件は少ないですが鬼頭社長から聞いた話によると、今後は世界中のファンドを取り扱っていきたいとのこと。
REITに似た仕組みでサービス創りをしているからこそ出来るファンド情報のクリアさを武器に、今後のサービス展開が気になるところです。

中古マンションのリノベーションサービス「リノベる。」とも業務提携を結び、これから新しいファンドが出てくるのが楽しみですね。


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│ 記事投稿日 : 2017年1月24日  │ ブログのカテゴリ : インタビュー, クラウドリアルティ │ 

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