配当金とは?初心者向けの優しい回答まとめ
Q:株や投資型クラウドファンディングなどに出てくる「配当金」って何のお金のことですか?
私は株も投資型クラウドファンディングも全くやったことがない素人です。
投資に興味があって『何か始めたいなぁ』と思って、今は色々と調べて見ているところです。
出来るだけ分かりやすい説明をお願いしたいのですが、どなたか詳しい方いらっしゃらないでしょうか。
宜しくお願いします。
この質問に関しての回答
『配当』というのは、簡単に説明すると事業や企業などが稼ぎ出した利益の一部を、株主や出資者などに支払うことを言います。
配当金の金額や内訳などの内容は、その事業や企業によって違います。
例えば株の場合で話すと、1株 約10円で配当される株があるとします。
その株を10株持っていれば10円×10株で100円の配当が受け取れます。
100株持っていれば1,000円です。
株の場合、自分が持っている株の数と受け取れる配当(金額)が分かりやすいですね。
株を持っていれば持っているほど多くの配当を受け取れるという事です。
投資型クラウドファンディングなどのソーシャルレンディングの場合、投資ファンドの利回りによって配当金額が変わります。
自分が投資した金額に対する%が返ってくるのは株と似ていますが、利回りは年利計算なので、毎月異なります。
更に毎月分配されるのが利回り分のみなのか、元金と一緒に返ってくるのかでも分配金が異なる為、毎月の金額が安定しない事が多いようです。
「モンド」さんからの回答
配当金は、株取引などで使われる場合が多いですね。
株の場合、日本の平均的な配当は約2%前後と言われています。
株の配当は年々増加傾向にあり、今後も配当は増えるのではないかと見られているようです。
原因としては、毎年開かれる株主総会で株の配当を増やしてほしいという要望が増えている他、配当を増やすことで株主の数を増やして買収を防ぐなどの目的があります。
企業の中に余っている資金がありすぎても、売買の対象となり狙われやすくなるなどの危険もあるみたいです。
今後、配当が増えるのは投資家にとっては嬉しい話です。
確かに株はリスクが高い投資商品ですが、今後配当が増える可能性が高いというのは気になるポイントですね。
「あー」さんからの回答
配当のタイミングについての話を書くと、株の場合、配当は大体年に1~2回程度行われることが多いようです。
ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の場合は毎月分配(配当)タイプが多いようです。
ちなみに銀行に株式投資を行った場合、3%近い配当金が受け取れるところも多いみたいです。
銀行 | 配当利回り |
---|---|
みずほフィナンシャルグループ | 3.50% |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 2.67% |
りそなホールディングス | 2.61% |
三井住友フィナンシャルグループ | 2.95% |
上記の予想配当利回りは2014年7月18日終値時点での年間の配当利回りの数字です。
上記時点で利回りが一番高いのがみずほフィナンシャルグループで、もし10万円投資した場合は年間で3,500円が入ることになります。
こうして見ると株取引は良いな~と思うかもしれませんが、リスクもありますのでもし挑戦する場合にはそのリスクを理解した上で始めるようにしましょう。
「yurtec」さんからの回答
株の配当は大体2%前後が平均的で、3%ですと高配当だと言われています。
それに引き換え、ソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)の場合は年利5~10%が平均的で、利回りが高いものだと15%近いものもあります。
他にも配当を受け取るタイプの投資はありますが、株とソーシャルレンディングとで比較すると利回りは断然ソーシャルレンディングの方が高いと言えます。
分配のタイミングに関しても、ソーシャルレンディングは毎月分配が一般的です。
毎月の分配になる為、1回で入ってくる金額は少ないですが(投資金額によって分配金は異なります)、毎月少しずつでもお金が増えるのを実感できるのは嬉しいですよね。
勿論、リスクなども違うので配当のタイプで投資方法を選びたいなら、それぞれの特徴を比較して見るのも良いと思いますよ。
「ワンチャンス」さんからの回答