貸し倒れリスクを避けるには(ソーシャルレンディング)
Q:ソーシャルレンディングのリスクの中に、貸し倒れリスクってあると思うんですけど、この貸し倒れに合わない為になにか出来ることはないのでしょうか?
ちなみに今までに投資経験はなく、ソーシャルレンディングも未経験の素人です。
ソーシャルレンディングの仕組みについてはなんとなくわかってきたってレベルなので…
出来れば私レベルでも分かるような話をしてもらえないでしょうか。
宜しくおねがいします。
この質問に関しての回答
貸し倒れリスクへの対策は、サービス側でも色々考えてやってくれているところもありますよ。
例えば担保や保証付き案件を提供しているサービスなどもあります。
担保というのは、もしも借り手がお金を返済できなくなった時の為に設定しておく保険的なものです。
ソーシャルレンディングの場合、大体は物件や土地などを担保にするケースが多いようです。
担保があれば、借り手がお金を返済できなくなっても、その担保を使って投資家への返済に充てることが出来ます。
まぁそれでも全額返済するのは難しい場合もあるでしょうが、ゼロになるよりはマシなのかなと思います。
「イモ」さんからの回答
ソーシャルレンディングは元本保証がない商品です。
今のところ国内業者で貸し倒れが起きた案件はないそうですが、それでも「絶対にない」とは言い切れません。
投資家はある程度、その覚悟を持って投資に挑む必要があります。
少しでも貸し倒れリスクを避ける為、担保や保証付きファンドを選ぶのも良いでしょう。
その他には「分散投資」をするのも良いかと思います。
分散投資というのは字のごとく、いくつかのファンドや事業者に小額を貸し付けすることを言います。
1人に10万円貸した場合、その人がお金を返せなくなるとゼロになります。
10人に1万円ずつ貸したとしたら、10人の中の1人がお金を返せなくなっても残りの9人からお金が返ってくれば少なくとも9万円は手元に戻ってきます。
イメージ的にはこういうことです。
サービス側でも既にこの方法で貸し付けを行うように設定しているところが多いですけどね。
ファンドの貸付先が2案件とか3案件という風に記載があるのは、分散投資をしてリスクを分散させているのです。
「ペキ」さんからの回答
運用期間が短いものを選ぶ、というのもリスク対策の1つかなと思います。
当然ですが、長期間になればなるほど、元金が返ってこない期間が長くなるので運用期間が短期のモノに比べてリスクが高くなります。
ソーシャルレンディングのデメリットとして、一度投資をして運用が開始されますと途中で解約・停止することが出来ません。
利息を受けとる期間が短くなってしまいますが、そのリスクを考えるとなるべく短期間のファンドに投資をした方が良いでしょう。
ソーシャルレンディングをやっている投資家も、なるべく短期案件のファンドに投資したいという人が多いので、最近では12ヶ月以内の短期案件を取り扱う業者も増えています。
中には1ヶ月未満のファンドを取り扱っているサービスもあるので、運用期間にも注目してみてはいかがでしょうか。
「ちゅうとらる」さんからの回答
│ 記事投稿日 : 2017年2月6日 │ ソーシャルレンディングのリスク, 投資初心者の疑問, 貸し倒れ │