約款(ヤッカン)とは
Q:ソーシャルレンディングのサービスに口座開設しようと思ったら、登録の時に「約款」というワードが出てきました。
この約款とは一体どういう意味なのでしょうか??
分かりやすく教えて欲しいです。
この質問に関しての回答
「やっかん」て読みます。
私最初、読み方も分からなかったよ。
約款というのは、まぁ簡単に言うと契約書のことなんだけど、もうちょっと詳しく言うと大勢の人と同じ契約を結ぶ場合に、契約の内容や条件などをあらかじめ決めておいて、それに従って契約する契約条項のこと。
同じような契約結ぶのにいちいち1人1人と契約内容や条件を作ってたら大変・・・ということで全部同じ内容にしてしまえ!ということです。
だから質問者さんがソーシャルレンディングのサービスに口座開設する時、そのサービスに登録する全ての人と同じ契約を結ぶってことで約款という言葉が使われていたんだと思いますよ。
「ぽんず」さんからの回答
約款に基づいた契約をしてない人は、ほとんどいないと思います。
何故かというと、スマホとか買うときに必ず約款に基づいて契約を交わしているからです。
スマホを買うとき以外でも
・預金口座を作る
・クレジットカードを作る
・保険に入る
・宅急便を送る
・電車やバス、飛行機に乗る時
こういった時でさえ、約款に基づいて契約を交わしています。
多分、ほとんどの人が読んでいない契約書の中に書いてあります。
私も知らなかったんですけど、電車やバス、飛行機に乗る時にも運送契約というものを結んでいて、「電車やバス、飛行機に乗るのが危険・困難だと判断した場合に載せない場合がありますよ」などの条件が書いてあるそうです。
興味があれば、調べて読んでみて下さい。
「EEEEGO」さんからの回答
約款って、契約書とかって言葉が出てくるんで法律系っぽいんですけど、実は法律で約款に関して決められた規定がないんです。
まぁ、なんか民法改正に伴って、内容変わる(変わった?)らしいんですけどね。
「もいもい」さんからの回答
約款は契約書とは少し違います。
約款は不特定多数の相手と、交わす一時的な契約条項です。
それに比べて契約書というのは、契約を交わすのが誰と誰なのか、お金の支払いはいつなのか、などなど具体的な内容が書いてあります。
つまり2つの違いは、誰と交わした契約でも内容が同じか、1人1人契約書の内容が違うのか。
ということです。
そもそも契約というのは、約束事が書かれた紙がなくても、当事者同士の合意があれば成立します。
ただそれだと後々、「言った!言わない!」で揉めそうなので、紙にして残しているのです。
言ってしまえば、契約内容に関する証拠のようなものです。
ただ、ものすごく読みにくい文章で、小さい文字で長々書かれた書類を最初から最後までキッチリ読んでいるという人はそんなにいないんじゃないかと思います。
それを良いことに相手に都合がいいように書いてあって、内容がとんでもない場合(法に触れてるなど)はその分に関しては無効になる場合があります。
また、半ば脅しのような感じで、契約書にハンコを押させた場合でも無効にできます。
ただ、契約書を無効にするには証明や証拠が必要になったりして、結構大変みたいです。。。
たとえ約款で結んだ契約であっても、一度は契約書は目を通しておいた方が良いでしょう。
「Pool」さんからの回答
│ 記事投稿日 : 2016年11月2日 │ 用語集 │