為替ヘッジとは
Q:投資型クラウドファンディングで海外ファンドに投資をする時、「為替ヘッジあり」「為替ヘッジなし」って記載があると思うんです。
今、クラウドクレジットで投資をすることを考えていて、色々見てたんですけど…
例えばコレとか↓↓
この為替ヘッジって何なんですか?あった方が良いんですか?
あるのとないので何が違うんですか?
詳しく教えて欲しいです。宜しくお願いします。
この質問に関しての回答
為替ヘッジというのは、為替の動きによって円の価値が変わるのを避けることを言います。
普通、海外のファンドに投資をする場合、その国の通貨で運用が行われていくので、どこかで必ず通貨を換える必要があります。
その時の為替レートによって円の価値が変わってしまい、その差額によってプラスになったりマイナスになることもあるのです。
これが海外ファンドに投資をする場合に起こる可能性としてある為替リスクです。
例えば1ドル100円の時に、投資をしたいと思って、円をドルに換えて投資をします。
無事にファンドが成立し、運用が開始されて運用側から返済が行われます。
その返済が行われるタイミングで1ドルが90円になっていたとすると、90円しか返ってこない為、10円分がマイナスとなってしまうのです。
勿論その逆もあって、返済が行われるタイミングで1ドルが110円になっていたとしたら、10円分がプラスとなって手元に戻ってきます。
投資型クラウドファンディングって1度の貸し付け金の額が割と高くなるので、この為替の変動をあえて狙って投資をする人も多いみたいですよ。
プラスになれば美味しいですからね。
「リンク」さんからの回答
為替ヘッジのありなしの違いは、為替リスクによる影響を受けるかどうかの違いを言います。
ヘッジというのは直訳すると「回避」。
つまり為替ヘッジありと記載されているファンドは、為替リスクの影響を受けないで投資が出来るという事。
逆になしと書いてあるものは、為替リスクがあるファンドです。
リスクは少しでもないほうが良いじゃないか!と思う人もいると思うんですけど、意外にこの為替ヘッジがないファンドに投資をしている人って多いみたいです。
他のサービスは知らないですけど、クラウドクレジットはこれから成長が期待できる発展途上国を厳しい審査のモト、選んでファンドを提供しているそうです。
だから、まぁ絶対じゃないと思いますけど少しでもその為替リスクが低くなるファンドを最優先してファンドを提供してくれているんだと思います。
為替リスクが嫌だと思ったらヘッジありのファンドもたくさんあるので、それを選べば良いと思いますよ。
ただ、為替ヘッジありの場合、為替ヘッジを行うのにどうしてもコストがかかります。
ヘッジコストです。
私たちが直接支払うお金ではないんですけど、最終的には信託財産から引かれてしまうので、注意が必要です。
「へいへいへい」さんからの回答
為替ヘッジありなしのメリットはそれぞれにちゃんとあるんです。
特に為替ヘッジなしは、為替変動の影響を受けるので、どこがいいんだと思うかもしれないんですけど、ちゃんとメリットもあります。
リンクさんが出してくれている例題のように、為替の変動を受けてプラスになることもあるからです。
市場が円安になった時。
つまり外貨より円の価値が高くなった時には、自分が投資した時の金額よりも多く戻ってくることになります。
為替ヘッのあり・なしに関してはどっちにもメリット・デメリットがついてきます。
為替変動の影響を受けたくないというう人は為替ヘッジあり。
為替差益によるプラス分も収益にしたいという人は為替ヘッジなしを選べばいいと思います。
「たかお」さんからの回答