HOME › 債権者ってどんな人のことを言うの?債権者に関する質問や回答を紹介

債権者とは?

Q:債権者ってどういう人のことを言うんですか??
どういうことが出来るんでしょうか。

調べてみたんですけど専門用語が多くてよく意味が分からないんです・・・
初心者にも分かりやすい説明をお願いします。

この質問に関しての回答

債権者というのは、お金やモノを貸している人のことで、貸した相手に「返して!」と言えることが出来る人のことを言います。
よく、ローンの返済やお金の貸し借りの時に使われる言葉ですが一般的にも使うことが出来ます。

コンビニでお弁当を買おうとして、レジに持って行った時点で店員さんは債権者となります。
逆もそうで、ネットなどでモノを買う際、先にお金を支払ったらその時点であなたが債権者となります。

「熱がアルカモ」さんからの回答

債権者は主に2種類あって、「一般債権者」「担保債権者」この2つ。
2つの違いは、貸したお金を返してくれと請求する権利の中に、担保があるかないかの違いがあります。

一般債権者は担保がない状態で債権を持っている人のことです。
ちなみに担保というのは、別の言葉に言い換えると保険のことをいいます。
例えばお金を借りている場合など、そのお金を返すまでの間の保険として、借りた人は自分の大事なモノをお金を貸してくれた相手に預けます。

万が一借りたお金が返せなくなってしまった場合は、お金を貸した人は担保として持っていた保険を自分のモノにすることが出来、売ってお金にしたりそのまま自分が使ったりすることが出来ます。

「美緒」さんからの回答

債権者に何が出来るか、の話をすると「貸したものを返してくれ!と相手に請求できる権利」ですが、相手がすんなり返してくれればそれで良いのですが必ずしもそうでない場合があります。
よって、債権者にはいくつかの権限を持つことが出来るのです。

例えば「訴求力」。
これは貸した相手が返済の要求に応えない場合、訴訟手続をして裁判所に訴えることが出来る力を持っています。
つまり、借りた相手がいくら返せと言っても返してこない場合は、訴訟を起こしても認められるということです。

続いて「掴取力(かくしゅりょく)
これはちょっと強引ですが、債権を実行するにあたり、財産の差し押さえが出来るという力です。
ドラマとかでよく差し押さえ!とかってワード出てきますよね。
それは債権者に掴取力を使われた感じです。

このほかにも、「貫徹力」「執行力」「給付保持力」など、様々な権限が債権者にはあります。
万が一、質問者さんが債権者になって相手が貸したモノを返してくれない場合は、自分にどんな権限があるのか知っておくと良いでしょう。

「ペロ」さんからの回答

│ 記事投稿日 : 2016年10月28日 │ 用語集 │ 

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