保証人と連帯保証人の違い
Q:ソーシャルレンディングの保証付きファンドの詳細を調べていた時に、ちょっと脱線しているかもしれないんですけど気になったので質問させてください。
保証人と連帯保証人の違いって何でしょうか?
ファンドによって保証付きとか連帯保証人付きとかあるんですけど、この2つは何か違いがあるんでしょうか?
保証の内容が違うんですか?
どっちが良いとかありますか?
この2つの違いによって、選ぶファンドに影響があったりしますか??
こういう話に関しては素人なので、出来れば分かりやすく教えて貰えると嬉しいです。
宜しくお願いします。
この質問に関しての回答
保証人と連帯保証人、この2つの一番大きな違いは、『責任の重さ』じゃないかと思います。
私は法律家とかではなく、投資に関する知識もそこまで深い訳ではないので私が知っている範囲での話をしますね。
お金を借りていた人が万が一、お金を返せなくなってその返済の請求が保証人にいった場合、保証人はお金を借りていた人に「返しなさいよ!」と請求を求めたり、請求者に対しても「まずはお金を借りた人に請求してください」と言うことが出来ます。
※このことを抗弁権(こうべんけん)と言います。
連帯保証人は、この抗弁権がないので、万が一お金を借りていた人が返済を行わず、その請求が連帯保証人にいった場合はそのまま連帯保証人が返済を行わなければならないのです。
いわば連帯保証人はほぼ、お金を借りている人と同じ立場にあるという事で、保証人と比較しても責任が重いです。
「いもぽてと」さんからの回答
ソーシャルレンディングの保証付きファンドでの話をすると、連帯保証人付きファンドの方が、投資家にとってはより安心度が高い保証が付いているイメージだと思います。
金融機関なども、保証人を求める場合は、連帯保証人を求める場合が多いです。
それは、保証人だと抗弁権があるのでちょっと面倒なんですけど、連帯保証人の場合はすぐに返済の請求が行えるので、連帯保証人を求めるのです。
連帯保証人が付いているファンドは、万が一借り手がお金を返済できなくなったとしても、連帯保証人が代わりに返済を行う保証が付いているということです。
投資家からすると、お金を返済する人が2重にいるという感じでしょうかね。
最初の人がダメになっても次の人がいる、みたいな。
そんな感じのイメージで思ってもらえるといいかなと思います。
「くっらうど」さんからの回答
お金を借りている人が、お金を返済できるにも関わらず返済を行わなかった場合。
保証人ならお金を貸した業者に向かって強制執行をしてくれ!と言う事が出来ます。
しかし、連帯保証人の場合はこの主張すらできません。
お金を借りている人が、お金を持っていて返済能力があるのにも関わらず返済しなかったら、有無を言わさず連帯保証人が返さないといけないのです。
また何名か保証人が要る場合、保証人だとその数で割ったお金を返せば良いですが、連帯保証人はすべての人が全額返済しなければいけません。
例えば、100万円を借り入れしていた人に、保証人が10人いた場合。
保証人はお金を借りていた人が返済出来なくなっても、100万円を10で割った金額、10万円を返せばOKです。
他の保証人が5万円しか返せなかったとしても残りの5万円分を負債する必要はありません。
ところが連帯保証人の場合、誰かが5万円しか返せないと、残りの人達でその5万円を負債しなければいけません。
そうして100万円全額を返さないといけないという事です。
保証人より連帯保証人の方が責任が重いですね。
個人だったら、家族くらいの絆じゃないとなれないんじゃないでしょうか。
「プピ男」さんからの回答
保証人付きでも、連帯保証人付きでも、ソーシャルレンディングで投資するファンドを選ぶときはその保証元がどこなのかはチェックしておいた方が良いと思います。
ソーシャルレンディングのファンド詳細にはあまり詳しい情報は書いてないですけど、何が保証になっているのかは記載があると思います。
その保証が本当に確かなものなのか?大体個人じゃなくて企業や事業が保証になっていることが多いと思うんですけど、その事業などに関する情報を調べたほうが良いです。
その内容によっては連帯保証人付きよりも保証人付きファンドの方が良いという事もあるかもしれません。
投資するファンドを選ぶのは自分ですし、いくら保証付きだと言ってもリスクゼロではありませんから、色々調べて検討してみて下さい。
「スー」さんからの回答