一般人が企業にお金を貸して法律違反にならない?
Q:ソーシャルレンディングに関して素朴な疑問です。
ソーシャルレンディングって一般の人がファンドを通して最終的に企業や事業にお金を貸すわけですよね。
それって法律的には大丈夫なんでしょうか?
普通、個人が企業にお金を貸すには、貸金業登録が必要になりますよね。
それがない状態で投資・貸し付けを行って良いのでしょうか。
どなたかこのあたりの仕組みに詳しい人がいらっしゃったら教えて下さい。
宜しくお願いします。
この質問に関しての回答
確かに、投資家が企業に対しお金を貸して利益を得る場合、普通であれば貸金業の登録が必要です。
この登録をせずに貸し付けを行い利益を得ると、法律違反になります。
ただ、ソーシャルレンディングの場合は投資家が、直接企業や事業にお金を貸し付けている訳ではありません。
投資家はファンド(投資商品)を買い、そのファンドを売るのはソーシャルレンディングサービスです。
投資家がファンドを買って、資金が集まったらソーシャルレンディングのサービス側が融資を受けたい企業や事業へ貸し付けを行っているのです。
ソーシャルレンディングのサービスは、ちゃんと貸金業の登録をしているサービスです。
国の許可を得るために必要な登録部分はソーシャルレンディングのサービスが仲介業者になって請け負ってくれているので、投資家は貸金業の登録がなくても、ソーシャルレンディングを通じて投資を行うことが出来るのです。
「バチュリー」さんからの回答
ソーシャルレンディングというのは投資家(お金を貸す側)とファンド側(お金を借りる側)を繋げるための仲介業者のことなので、その仲介業者が法律で必要な登録やその他諸々を請け負ってくれると考えればOKでしょう。
ですから、その仕組みを作った最初の人がスゴイですよね。
ソーシャルレンディング自体は最初イギリスで生まれたものですが、それが世界に広がって最近日本でも注目され始めているんです。
勿論、リスクもあるので絶対安全な商品とは言えないですが、そのリスクに対する対策も様々な方法が組み込まれています。
例えばそこに道があって、障害物がたくさんあって転ぶ可能性が高い。
仮にその障害物を全て無くしたとしても、転ぶ可能性はゼロにはならない。
そういうイメージだと思ってくれればOKです。
ソーシャルレンディングは仕組み自体理解しておけば、そんなに怖い商品じゃないって分かりますよ。
色々調べてみて、勉強してみて下さいね。
「すいーつ」さんからの回答
│ 記事投稿日 : 2017年2月9日 │ ソーシャルレンディングのあるある, 投資初心者の疑問 │