HOME › ソーシャルレンディングのファンド詳細に書いてある「代表者保証」は本当に安全なの?

ソーシャルレンディングにおける代表者保証は安全?

Q:ソーシャルレンディングのサービスで募集されているファンドの中に「保証付き」ファンドがあると思います。
その中で保証会社による保証だったり、代表者による保証がある場合があるんですけど、特にこの代表者保証って実際、どのくらい安全なんでしょうか?

担保については分かるんですけど、この保証についてがイマイチ分からないので誰か詳しい方がいらっしゃったら教えて欲しいです。

この質問に関しての回答

お金を借りている側が担保がある不動産を持っている場合は不動産を担保に資金を調達できます。
ところが、その担保がない場合、何か別の担保を用意しなければ資金を調達するのが難しくなります。

不動産関連じゃない案件…例えば中小企業などの運転資金に貸付するような案件では売掛債権を担保にすることもあります。
ですが、それだけでは少し弱いので「代表者による連帯保証」をつけている案件があるんです。

その他にも売買物件所有権や約束手形なども保全の1つとして提示している場合もありますが、代表者連帯保証が付いているファンドはより信頼度が高いとされています。

「たけちゃん」さんからの回答

よく「他人の連帯保証人にはなっちゃダメだよ!」という話を聞いたことがあると思います。
これは、お金を借りた人が返済できなくなった場合、連帯保証人が残りの返済分を返す責任があるからです。

ソーシャルレンディングの場合、融資先の企業が倒産などした場合、全財産の管理処分権は破産管財人へ移ります。
ソーシャルレンディング業者含め、その他銀行などは破産手続に参加し返済分を回収することとなります。
どのていど破産しているのかの状況にもよりますが、大体は何割しか戻ってこないことが多いそうです。

ここで出てくるのが代表者保証です。
代表者保証がついていると、回収できなかった残りの返済金は全て代表者個人が返すことになるのです。

銀行などは個人保証を付けていることが多いそうなので、代表者はいくつかの返済先にお金を返していきます。
代表者は経営していた企業も失い、更には残った返済金を返していかなければならなくなるので、非常に厳しい状態となります。

こういったことが原因で、夜逃げや自殺してしまうなどの事件が起こってしまうんです…。。
その場合は回収が不可能になります。

ソーシャルレンディングでももし貸付先の企業が倒産などした場合、ソーシャルレンディング事業者が責任をもって返済していく形となります。
ここで大事なのは代表者がどれだけ信頼できるかという点ですが、その代表者の貯蓄がいくらあるのか、経歴、家族構成、資産状況などといった情報までは公開されていないので、信頼度を得るのは難しいのかなと思います。

「まとまるくん」からの回答

代表者保証はないより付いていた方が良いと思います。
ただ、付いていたとしてもお金が戻ってこないか、戻って来ても時間が掛かると思っておいた方が良さそうです。

一方、代表者保証が付いているという事はそれだけ代表者が返済できると自信を持っているとも受け取れます。

どちらにしろ、リスクがなくなるわけではないと思いますので、投資家はそのあたりも踏まえて投資先のファンドを選んでいきたいですね。

「塩こんぶ」からの回答

│ 記事投稿日 : 2017年1月12日 │ ファンドについて, 用語集 │ 

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