「不成立」とはどういう状態のこと?
Q:はじめまして。
投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の投資案件について質問です。
投資したファンドが「不成立」になるってどういう状態を言うのでしょうか?
不成立となったファンドは、運用が開始されないのでしょうか?
その場合、申込した投資金はどうなりますか?
この質問に関しての回答
募集ファンドが、目標としている金額が集まらなかった場合に「不成立」になることがあります。
不成立になってしまう割合はサービスによって異なりますが、たま~に出るくらいのレベルで、ファンド一覧のページを見てもどのサービスもあまり不成立ファンドはありません。
ほとんどが成立か、満額成立している国内業者が多いようです。
ですが、決してゼロではありません。
投資申込をしたファンドが不成立になった場合、不成立後にお金は返金されます。
「でいた」さんからの回答
ファンドが不成立になった場合は、自分の口座に投資申込金が戻ってきます。
ですが、この返金時にトラブルが起こる場合もあるそうです。
ソーシャルレンディングなどの投資型クラウドファンディングではトラブルなく速やかに返金されるそうですが、特に購入型クラウドファンディングでは入金の方法によって返済時期が異なることから、注意が必要みたいです。
ソーシャルレンディングの場合は、最初に投資金を入れた時点ではまだ「投資申込」の状態です。
ファンドの運用も始まっていない為、募集期間が終了した際に不成立となった場合は、返金をスムーズに行えるような仕組みになっているようです。
これも、ソーシャルレンディングのサービス側が、いかにリスクやトラブルを減らすために行っているのかという事が分かりますね。
「パン好き」さんからの回答
融資型・投資型クラウドファンディングの場合は、不成立となった場合の返金に関する心配はほとんどないと言って良いでしょう。
なぜなら、融資型・投資型クラウドファンディングは法律的にとても厳密に資金管理されている金融商品だからです。
投資申込をしたお金が、ファンドが不成立となっても返金されない等のトラブルがあったら、すぐに行政指導の対象になります。
特に投資型クラウドファンディングは「信用が第一」の金融商品なので、あっという間にその信用もなくなってしまうでしょう。
サービス側としてもその辺りは非常に気を付けているところだと思います。
第一、ファンドが不成立となった場合には早く投資家に投資申込金を戻して、別のファンドに投資して欲しい思いがあると思います。
なので、投資型クラウドファンディングでファンドが不成立になったとしても、そこまで心配する必要はないんじゃないかなと思います。
「ミルフィー」さんからの回答
トラブルを避けるためにも、サービスの運営会社のお金の管理方法は、ある程度調べておいた方が良いと思います。
特に【分別管理】されているかどうか?という点です。
ソーシャルレンディングの場合は、投資家用口座・融資用口座・サービス用口座など、それぞれ口座を分けている業者が多いです。
公式サイトなどにも記載されており、【分別管理】されているかどうかが分かります。
【分別管理】がキチンとされていないサービスは、返金等のトラブルが起こりかねない為、注意が必要です。
ソーシャルレンディングではあまり投資ファンドが不成立になることも少ないのですが、決してゼロではないので、サービス運営会社の資金管理の方法は把握しておいた方が良いかもしれません。
「わっさん」さんからの回答
│ 記事投稿日 : 2017年2月27日 │ ソーシャルレンディングのリスク, ファンドについて, 用語集 │