HOME › まずはソーシャルレンディングと仕組みと種類について理解しよう!

ソーシャルレンディングの仕組みと種類を正しく理解しよう!

クラウドファンディングは以前より私達の生活により身近なものとなり、始めてみようかなと感じている人も多いかもしれません。
そこで今回は、クラウドファンディングの基本から、仕組みと種類、さらには今注目のソーシャルレンディングにも注目して記事を書いてみました。
備えあれば憂いなし!クラウドファンディングやソーシャルレンディング初心者には、特に必見の内容です。

まずは、クラウドファンディングがどんなものなのかを知ろう!

クラウドファンディングは、crowd(=群衆)funding(=資金調達)を合わせた造語で、特定の事業法人や個人が「ある目的」のためにインターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募る仕組みを指します。
夢や目標を伝える情熱はあるのに、ヒト・モノ・カネが不足している!
・・・そんな個人または小規模な集団向けの資金調達の手段なのです。

クラウドファンディングの仕組み 起:起案者(お金を借りる側)/支:支援者(投資する側)

この記事を読んでくれている方で、もしかしたら「キックスターター」と言う単語を聞いた事がある方もいるかもしれません。
実は、「キックスターター」は北米で最大のクラウドファンディングサービスなのです!

日本の漫画やアニメ、ゲームは、今、世界各国でも人気ですよね。
海外でも楽しめるようにこの作品を翻訳化して欲しい!とか、もう続編が出ないこの作品に是非続編を!とか・・・
素敵な作品を世に送り出し続けるクリエイターとファンの情熱の支えとして、クラウドファンディングの存在が一役買っているのです。

必要な資金を提供・調達のやり取りだけに留まらず、ビジネスやプロジェクトをやり取りをしている全員が一つとなって成功させる共感と経験を共有することが出来ると言うのも大きな魅力ですね。

ちなみに、ソーシャルレンディングは、クラウドファンディングの一種です。
投資する対象が貸付に特化しているので、貸付型クラウドファンディングと呼ばれています。

クラウドファンディングっていっぱいタイプがあるの?

クラウドファンディングには、様々なタイプが存在します。
大きく分けると、【投資しないタイプ】【投資するタイプ】の2種類になります。
さらに、非投資タイプには中分類が2種類投資タイプには中分類が3種類あります。

共通しているポイントは、「WEB」を使って「小口の資金」を「不特定多数」から集める仕組みになっているところ。
WEBを使うので国内外問わずクラウドファンディングを実施する事ができます。
参入の敷居の低さ、範囲の広さが光る仕組みですね!

非投資タイプは、「寄付型」「購入型」の2種類

お金のリターンは約束されていないタイプになります。
商品やサービスの受け取りはあるが、金銭的リターンがないものが該当します。
「寄付型」「購入型」の2種類が、非投資タイプに該当します。

寄付型を一言で表すと?

透明度の高い社会貢献!

購入型を一言で表すと?

新しいアイデアや商品の誕生に出会える!

投資タイプは、「ファンド型」「貸付型」「株式型」の3種類

お金のリターン(元利金や分配金、株式など)が約束されており、出したお金よりも多くリターンされる場合があります。
投資結果によっては、出したお金が目減りしたり無くなる場合もあります。
「ファンド型」「貸付型」「株式型」の3種類が、投資タイプに該当します。

ファンド型を一言で表すと?

ハイリターンを狙える投資!

貸付型を一言で表すと?

低リスクで安定した金融商品!ソーシャルレンディングはコレ!

株式型を一言で表すと?

解禁されたばかりの金融商品!

クラウドファンディングのタイプ一覧表と仕組みのまとめ

投資タイプ名 リターン内容 募集規模 法規制
寄付型 なし
※活動報告やお礼状などが届く場合有
数十万円~数百万円 なし
購入型 商品・サービスなど 数十万円~数百万円 なし
ファンド型 ・金銭(金利、事業益等)
・商品
・サービス
数百万円~数千万円 ・第二種金融商品取引業
・または第二種少額電子募集取扱業
貸付型 金銭的リターン
(返済元利金の一部)
数百万円~数千万円 ・貸金業登録
・第二種金融商品取引業登録
株式型 金銭的リターン
(キャピタルゲイン)
数百万円~数千万円 ・第一種金融商品取引業
・第一種少額電子募集取扱業

※「金銭リターン」については、マイナスリターンの場合もあり

クラウドファンディングのタイプ一覧

貸付型クラウドファンディング『ソーシャルレンディング』に特化してチェック

ソーシャルレンディングには、マーケット型、オークション型、貸付型・ファンド型の3つのタイプがあります。
共通点は『お金を借りる人』『投資をする人』『その間を取り持つサービスを運営する業者』と言う関係性が存在しているです。

マーケット型について

借り手側がソーシャルレンディングを運営する会社に融資依頼を出し、投資側は投資金額や金利などを決めて運営会社に送金・・・と、ソーシャルレンディングを運営する会社が中継ぎとしてそれらの情報を元に独自に審査・調整対応を行うタイプ。
運営会社が、借り手側の信用情報を基にして融資の判断や金利・期間などを決定
お金を貸したい人の募集及び投資資金をまとめ、お金を借りたい人とお金を貸したい人を仲介します。

もっとざっくり言ってしまうと、ソーシャルレンディング運営会社が借り手を審査をして格付けするタイプ。
貸し手に対して、どの格付けにいくら、どのくらいの金利で貸付けを行うか?・・・などランク別で決定!情報を元にマッチング!みたいな流れです。
オークション型で借り手と投資家が自らアピールしあっている部分を、マーケット型では運営会社が代わりに対応してくれる感じですね。

大きな特徴としては、双方の信用性のバランスで成り立っている所かと思います。
お金を貸したい人が多ければ借り手に対する融資の金利は下がっていきますし、逆に貸し手が少なくなるとローン金利が上昇して借り手の資金調達コストも上がります。
需要と供給のバランスによって融資金利が決定される仕組みなので、業者・借り手・投資家の間で交わされるソーシャルレンディングの情報の信頼性と確度によって融資の金利も大きく影響を受けます。

オークション型について

運営会社が提供するコミュニティなどを利用して、お金を借りたい人と投資家を結びつけるタイプ。
借り手は、ソーシャルレンディング業者のサイトなどを通じて「ローンの目的」「信用性」「過去の自らの実績」などを貸し手の投資形にアピールすることが出来ます。
※ただし、借り手の氏名や住所などの個人情報は開示されていません。
貸し手である投資家は、ソーシャルレンディング業者のサイト上に記載されている借り手からの融資希望情報を確認の上、出資するかどうかを判断することになります。

貸し手である投資家の入札結果によってローン金利が決まると言う所が、大きな特徴です。
投資する側が多ければ借り手側の金利は低くなり、投資する側が少なければ借り手側の金利が高くなる・・・という、まさにオークションを体現したシステム。
※一番低い金利で入札を行った投資家に融資を行う権利が付与されますが、一番低い金利を出した投資家が複数になった場合、2名以上で融資を行う場合も。

金融市場の相場や一般利率に左右されないので、借り手は信用性を高めて共感を持つ投資家を多く集めることができれば、低金利な借り入れが可能に!

さらに、投資する側の人数によって金利が左右されるので、一般的に簡単には融資できない大型融資の案件も成立する可能性があるのも見逃せないポイントです。
何らかの問題を抱えているリスクが高めの借り手であっても、ハイリスク・ハイリターンの案件を探している貸し手がいれば高めの金利で資金調達ができるケースがあったりします。
双方のニーズによっては、大型融資が成立する可能性があるって言うのは夢がありますね。

しかし、貸し手である投資家が自分でリスクを判断して金利を入札の上、取り引きが成立すれば借り手1人に融資を行う仕組みの為、状況によっては延滞が発生しやすい点は要注意です。
オークション型は、特に目利きが重要になってくるかもしれませんね。

因みに、オークション型を取り扱っていたソーシャルレンディング企業として、maneo(マネオ)が有名でした。
(延滞債権が発生した経緯を踏まえて、maneo(マネオ)では現在オークション型を提供していません。)

貸付型・ファンド型について

日本国内のソーシャルレンディングは、このタイプが主流!

融資を希望している借り手から決算書や事業計画書などの必要書類取り寄せ、信用情報機関への照会・審査、ローン金利や募集金額や返済期間の確定・・・と、ソーシャルレンディング業者が行ってくれるタイプです。
業者側で厳しく審査した上で、ファンドの形で貸し手に案件を提出・案件の信用力を確認する感じです。
それでも絶対に安全ってわけではないのですが・・・他者の目で審査が行われている事実が安心感に繋がっているので、特に安全性が高いタイプと言うのが大きな特徴かと思います。

借り手は、借りたい額と必要な企業情報、事業計画を運営会社への開示、場合によっては保証人を立てる事と担保の提出が必要になります。
貸し手の投資家がする事といえば、業者が提示する融資条件の確認、案件の選択、融資希望額の出資・・・位でしょうか。
マーケット型とちょっと似ている部分がありますが、こちらのタイプの方が各ポジションのやるべき事が、より単純かつ受動的・至れり尽くせり・・・と言う印象を受けます。
日本の文化、実態に合わせて生まれたソーシャルレンディングの新しいタイプと言えるでしょう。

ソーシャルレンディングをやってみたい!でもその前に気を付けたい事は?

ここまで記事を読んで頂き、ありがとうございます。
ソーシャルレンディングに興味が湧いた!やってみたい!と感じた画面の前の貴方!

ちょっと待ってください!

基本を一通りご紹介させて頂いたので、【メリット】【デメリット】もしっかりフォローしておきましょう。

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