OwnersBook(オーナーズブック)に掲載されている案件の運用タイプ「メザニンローン」とは?
こんにちは。
ちょっと古いんですが最近「キルラキル(KILL la KILL)」というアニメにハマっています。
2013年の10月にTVで放送され、リアルタイムでも見ていたんですが最近また見たくなっちゃって。
面白い作品って一度寝かすと、またマイブーム再来することってありますよね(笑)
絵にクセがあるので苦手な人はダメかもしれませんが、話が本当に面白いです。
よくこんな面白い話を思い付くな~と思いながら見ています。
音楽もめちゃめちゃカッコ良くて、個人的には超!超・超オススメ。
もし興味があれば一度見てみて下さいね。
それでは今日も本題に入っていきたいと思います。
OwnersBook(オーナーズブック)のファンドの運用タイプ
OwnersBook(オーナーズブック)の公式サイトにて、募集ファンドの詳細を見ていたら、ちょっと気になる項目が。
下記の画像の【運用タイプ】の部分です↓↓
このファンドはもう募集完了されていますが、概要を見ていて気になる点が。。。
【運用タイプ:貸付(メザニンローン)】ってなに?
メザニンローン?
???
普通のローンとは違うのでしょうか。。。
OwnersBook(オーナーズブック)の公式サイトに「メザニンローン」の説明が載っていたので調べて見ました。
メザニンローンとは?
メザニンローンについて、こんなに丁寧に説明してくれるページがあるんですね。
要点をピックアップして、ソレンなりに調べた内容を書いていきたいと思います。
まずOwnersBook(オーナーズブック)で掲載されているファンドは、「メザニンローンの運用タイプ」が多いようです。
今回、募集ファンドに書いてあった運用タイプ「メザニンローン」とは一体何なのでしょうか。
分かりやすい例題が載っていたので、そちらから話をしたいと思います。
例えば、10億円するオフィスビルを買おうかどうか迷っている人がいるとします。
ですがどう頑張っても2億円しかお金を集められません。
そこでシニアローン(銀行による融資)を依頼すると、6億円までだったら資金を調達できることが分かりました。
ですが、それでもまだ2億円ほど足りません…
足りない残りの2億円の融資を受けたい!と、貸し手からお金を借りるのがメザニンローンです。
普通はシニアローンでお金を借りて、それでもお金が足りない!という場合に借りるローンです。
「メザニンローン」の「メザニン」は、日本語で訳すと「中2階」という意味になります。
メザニンローンは、リスクの高さでいったら中くらいレベルの位置にいる為、このように呼ばれているそうです。
メザニンローンを活用することで、上記の例のような不動産を購入しようか検討している人達の資金負担が軽くなり、シニアローンで融資を受けるより資金調達しやすいというわけなのです。
メザニンローンはミドルリスク・ミドルリターン
シニアローンでお金を借りて、それでも足りない!という時に活用するのがメザニンローンだとお話しました。
ちなみにメザニンローンは、シニアローンより返済の順位が後になります。
もし、お金を借りた人が返済できなくなった場合、担保の不動産を使ってローンを回収します。
メザニンローンでお金を貸している人は、先にシニアローンでお金を貸している人が回収して、余ったお金から資金を回収することが出来ます。
どうしても後回しになってしまうので、貸し手のリスクは高めになっています。
そのため、メザニンローンでお金を貸す場合はシニアローンよりも金利を高めに設定することが多いです。
ただ、一方で
「お金を借りている間は、利払い分だけの返済でOKなので、元本分は満期時に一括で返済すること」
という風に、お金を貸す側と借りる側が同意した内容でローンを組むことも可能です。
上記は、ソーシャルレンディングの返済方法で言う「元本一括返済」にあたる返済方法ですね。
これがメザニンローンの自由度が高いメリットになります。
更に、自己資金の部分で比較すると元本割れのリスクが小さくなるので、不動産等でのメザニンローンは、比較的ミドルリスク・ミドルリターンと言われています。
メザニンローンの貸し先はどこ?
メザニンローンは、不動産投資マーケットにおいての主な貸し手は銀行や保険会社、リース会社、信販会社等です。
残念ながら、日本ではまだまだメザニンローンの市場規模は小さく、知名度も低いです。
海外では数ある資金調達手段(資金供給手段)の一つとして非常に重要な役割を持っていて、様々な投資手法が行われる専門の投資銀行やメザニン投資専門のファンドも数多く存在しています。
メザニンローンの部分だけで見ると、日本は海外と比較して、投資市場がまだまだ遅れているなと思います。
日本人の性格かもしれませんが、あまり投資運用が一般的ではない為、文化の違いが大きいのかなと思います。
OwnersBook(オーナーズブック)のメザニンローンタイプのファンドでは、投資家から集めた資金を使ってメザニンローンを行っています。
そして、元本の返還と利息の配当を行っています。
つまり投資家側からすると、OwnersBook(オーナーズブック)のファンドに投資をすることで、実際の物件を一部購入するような不動産投資を直接行うのでなく、不動産を担保としたローンに出資をすることになるのです。
こうした背景が見えてくると、また投資するファンドを選ぶときにも意識が変わるというか、投資が面白くなってきますね。
メザニンローンタイプの仕組み
こちらが、メザニンローンタイプの仕組みについて図解で説明されているものです。
見てわかる通り、メザニンローンはシニアローンで借りられなかった資金分を補うための役割をしています。
額は足りないけれど、銀行融資などのシニアローンでも融資を受けることが出来ている相手に貸付を行うので、ある程度の信頼度も保たれますね。
OwnersBook(オーナーズブック)のメザニンローンを理解した上で投資を行う
いかがでしたでしょうか。
私も、今回、OwnersBook(オーナーズブック)のメザニンローンに関する説明を読むまで、メザニンローンの存在自体も知りませんでした。
「ローン」ってつくから借り入れ方法の1つなんだろうなぁ程度です。
このメザニンローンについては、OwnersBook(オーナーズブック)は勿論、ソーシャルレンディング業者で投資をするなら投資家としても知っておいて良いものだなと思います。
全てのサービスがメザニンローンでの貸し付けを行っているわけではないですが、ローンの仕組みや背景を知るとまた投資ファンドを選ぶときにも色々見る視点が変わってきそうです。
今回、ソレンが書いた記事でメザニンローンについて分かりやすくご説明できたかは分かりませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。
もしかしたら、ビミョーに違う点などもあるかもしれませんので、是非一度OwnersBook(オーナーズブック)の詳細ページをご確認ください。
それでは、本日もソレンがお届けしました…!!
また次回のブログをお楽しみに!
OwnersBook(オーナーズブック)
OwnersBook(オーナーズブック)で取り扱っている案件の多くは、運用タイプがメザニンローンです。
最初見た時は「メザニンローンって何だろうな?」というレベルでしたが、公式サイトにキチンと説明があり非常に分かりやすかったです。
メザニンローンでの貸し付けを行い、投資家は不動産を一部持つのではなく不動産を担保にしたローンに出資をすることになります。
ややこしいかもしれませんが、メザニンローンの背景を理解できれば何となく仕組みが分かってくると思います。
OwnersBook(オーナーズブック)で投資を行っていなくても、ソーシャルレンディングで資産運用するなら、メザニンローンについて知っておいても良いと思います。
│ 記事投稿日 : 2017年3月2日 │ ブログのカテゴリ : OwnersBook(オーナーズブック) │