今さら聞けない「マイナス金利」って何?初心者が5分で理解できた分かりやすい説明
お久しぶりです!ソレンです。
なかなか久々のブログ更新です。
ちょいと最近バタバタしていまして、ブログの更新が止まっておりました。。。
今日は久々の更新なので、気合を入れて記事書きたいと思います!!
ところで最近、Huluでスーパーナチュラルの他に『エメラルドシティ』というドラマを新しく見始めました。
まだ始まったばかりで、面白いのかどうかも分からないのですが…ちょっと続きが気になっています。
誰もが知っている「オズの魔法使い」が元になっている話なんですが、内容は元の話と全然違います。
まず、主人公のドロシーが革ジャンを着た大人姿なんです!
そして相棒のトトは警察犬っていう・・・ものすごく新しいオズの魔法使いです。
しかもドラマとは思えないほどの世界観というかスケールの広さで、まるで映画みたいです。
海外ドラマって日本のドラマとは全然スケール感が違いますよね。
どうやって撮影しているんだろうっていつも思います。
…それでは今日も本題に入っていきたいと思います。
突然ですが、最近ふと【マイナス金利】について考える機会があって、せっかくなので色々と調べてみました。
ですので、今日はマイナス金利に関する記事を書きたいと思います。
マイナス金利ってニュースや雑誌でも話題になっていますが、実際何かと聞かれると…曖昧な部分もあると思います。
マイナス金利とは何なのか?まずは基礎から学んでいきましょう。
マイナス金利とは?出来るだけ分かりやすく解説します!
まずは、マイナス金利が一体何なのかという話から書きたいと思います。
マイナス金利というのは字の通り、金利がマイナスになることを言います。
通常ならお金を借りる場合、借してくれる側に、利息を支払うのが一般的です。
ところがマイナス金利になると、それが逆になります。
どういうことかというと、お金を貸している側が、利息を支払うという状況になるのです。
例えば身近な話で例を出すとすると、私たちが銀行にお金を預金すると少しだけ利子がつくと思います。
固法氏は預ければ預けるほど増えていきますが、マイナス金利になると私たちが銀行に預金しているお金の利子を逆に銀行に支払わなくてはいけないのです。
これがマイナス金利と呼ばれるものです。
どうして預けている・貸している側が利子を払わなくてはいけないのか。。。
普通に考えたら、フザけんなっ・・・て感じですよね。
一体どうしてこんな制度が導入されたのでしょうか??
どうしてマイナス金利が導入されたの?
はじめに、マイナス金利が導入されたからと言って今すぐに私たちが預けている銀行の預金がマイナスになるわけではありません。
…と、言うのも今回導入されたマイナス金利では、一般の銀行などの金融機関と日本銀行が話の中心になっています。
日本の各銀行等は、日本銀行に口座を持っています。
当然お金を預けているわけなのですが、その預けている分にマイナス金利が適用されることとなったのです。
一体全体、何だってそんなことをしたのか。。。
マイナス金利が導入された狙いは何なのでしょうか?
マイナス金利が導入されると、銀行などの金融機関は日本銀行にお金を預けるとお金が減っていくことになります。
預けているだけでお金が減るは嫌なので、一般の銀行は日本銀行ではないところにお金を貸し出そうとします。
そうして今日本銀行で眠っているお金が世の中に出ていくことになり、今まで融資を受けられなくて、ビジネスを拡大できなかった企業や事業も融資を受けるチャンスが増えます。
そうしてビジネスが拡大していき、企業や事業の成績が良くなれば世の中により良いものが出ていきますし、その企業で働くスタッフの給料もあがり、消費も増えて結果的に景気が良くなるのでは?!と期待されています。
つまりマイナス金利は日本の景気回復の為に導入された、デフレ脱出大作戦の取り組みの一つなのです。
2008年に起こったリーマンショック以降、銀行での融資審査の基準が厳しくなり、銀行からの融資を受けることが難しい状態が続きました。
銀行は優良企業でないとお金を貸し出さないため、日本銀行にお金を預けていたのです。
結果的に、世の中にお金が回らずどんどん景気は悪くなっていくばかり。。。
こんな風に書いてしまうと、銀行が悪者みたいに見えてしまいますが、決してそういう訳ではありません。
銀行も、信頼第一で運用しているので、不安がある企業や事業にお金を貸し出すわけにはいかないのです。
確かに、私でもちゃんと返してくれるかどうか不安な相手にお金を貸すのは嫌です。。。
1,000円、2,000円の話ならまだしも、銀行での融資は大体、何千万円単位とか金額が大きいです。
そんなお金を不安要素がある相手に貸すのは確かに嫌ですよね…
…とはいえ、いつまでも日本銀行に銀行のお金を眠り続けさせるわけにはいかない!
何とか世の中にお金を回そうと、日本銀行が2%のインフレ目標達成のためにマイナス金利導入を決定しました。
ですがマイナス金利の導入が実施されたかといって銀行の審査基準が低くなるわけではありません。
今まで不安要素が合って融資しなかった企業に、これからは融資をする!という動きにはならないと思います。
恐らくですがこれから先、融資をしやすくなるのは不動産担保ローンのように【担保】が付いている融資になるのでは?と言われています。
万が一、お金が返済できない場合でも、担保を差し押さえて返済金を確保することが出来るので、銀行としてはリスクを下げることが出来ます。
当サイトで紹介している不動産投資を取り扱う投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスでも、担保付きファンドの提供をしているサービスがあります。
全案件に担保が付いているサービスもあるので、銀行と同じような理由で担保を確保し、融資を行っているのかなと考えられます。
銀行でもマイナス金利の導入をキッカケに、そのような融資が増えていくのではないでしょうか。
マイナス金利は私たちの生活にどう関係するの?
マイナス金利政策は、【アベノミクス三本の矢】と呼ばれる取組みの1本として、2016年1月に日本で初めて日本銀行がマイナス金利の導入を決定しました。
もちろん、このマイナス金利導入にあたって賛成・反対意見が対立し、導入が決定された時には世の中的にも大きな話題となりました。
ニュースを全然見ていないソレンですら何となく耳にしていたくらいですから、相当話題になってますね。←
マイナス金利が導入されたのは良いとして、私たちの生活にはどう影響が出るのでしょうか?
ここが一番気になるポイントだと思います。
マイナス金利で主に影響を受けるのは日本銀行と一般の銀行とはいえ、私達の生活に全く影響がないのでしょうか?
とりあえず、一番心配な点として挙げられる【私たちが銀行に預けているお金の金利がマイナスになること】。
これは今すぐ実施されるわけではないそうです。
今回のマイナス金利導入の目的は【経済活動が活性化すること】です。
確かに、今すぐに私たちが銀行に預けているお金に何か起こるわけではありませんが、何か私たちにも影響する事があるのでしょうか。
一番のポイントとしては
金利が下がることで、銀行からお金を借りる時にメリットがあります
具体的には銀行で借入をする際に組むローンなどの金利がかなり低くなります。
家や土地などを購入する際の住宅ローンの金利が低くなるという事なので、大きな買い物をする時にはかなりのメリットになります。
実際、マイナス金利が導入されたあたりから家や土地を買う人たちが増え、不動産業は今盛り上がっているようです。
2020年には東京オリンピックも控えていることから、今新しい物件などを増やして売ろうと力を入れている不動産業者も増えています。
投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)でも、不動産投資等の案件ではそれらに該当するファンドの取り扱いもあるようです。
また、住宅ローンの金利が下がったことで、不動産販売以外にも観光業界や航空業界などにも影響が出ています。
マイナス金利は自分の国の通貨を売って、外貨を買うことを促進することが期待できるので、結果【通貨安】をもたらすことになります。
どういうことかというと、例えば日本の銀行に日本円のまま預金しても、金利は一向に低いままです。
だったら日本より高金利の国で預金した方が良いので、円を売って他国の通貨を買うような取引が増えていきます。
そう考えると、FXやビットコイン等の仮想通貨などの投資にも影響が出てきそうですね。
マイナス金利の導入で、様々な投資運用にも良い影響が広がっていきそうです。
今後、私たちの銀行預金にマイナス金利が導入されることはある?
今は、日本銀行と一般の銀行との間に導入されているマイナス金利ですが、今後私たちが預けている銀行預金にも導入されることはあるのでしょうか?
答えとしては『それは全くないので心配いらない!!』
…とは言いませんが、私たちが預けている民間の銀行で金利や手数料を払う可能性は非常に低いと言われています。
2月に開かれた衆院予算委員会で黒田東彦日銀総裁も『マイナス金利が導入されても、個人の預金金利がマイナスになる可能性はない』と見解を表明しているそうです。
とはいえ、一部の民間銀行ではマイナスではないものの、預金金利の引き下げが始まっており、お金を預けることで受け取れる利息がますます低くなっているところもあるそうです。。。
ただでさえ少ない金利が、もっと低くなるなんて…もう銀行に預けている預金の金利はゼロと考えていた方が良いかもしれないですね。
そう考えてみると、個人的には投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)のような投資は私達にとってますます始めやすい投資なんじゃないかと思います。
「投資」というより「資産運用」と考えたほうが良いかもしれません。
ソーシャルレンディングなら同じ金額を預けても、受け取れる金利は平均して5%~10%。
利回りが高いファンドで言うと、15%近い利息を受け取れる案件もあります。
株の配当ですら2%が平均的なので、この利回りの数字は破格ですね。
勿論、ソーシャルレンディングの場合は民間の銀行と違って貸し倒れなどの【リスク】があります。
そのリスクを理解した上で始めるのであれば、ある意味ほとんど金利がつかない銀行に預けるよりも、よっぽど良い預け先なのではないかなと思っています。
マイナス金利についてのまとめ
マイナス金利に関して、どういう制度で、なぜ導入されたのか?
私たちの生活にどのような影響が出るのか等、お伝え出来たでしょうか。
ここで、マイナス金利についてのまとめを書きたいと思います。
マイナス金利とは?
一般の銀行が日本銀行に預金しているお金に対して、金利がマイナスになること。
どうして導入されたの?
日本銀行に眠っているお金を世に回すことで、経済活動が活性化するのを期待して導入された。
マイナス金利でどんなことが期待できるの?
円安になることが予想され、輸出産業が潤うのでは?と期待されている。
また、一般の銀行は日本銀行にお金を預けず、もっと融資を増やすようになることで、世の中にお金が回り、最終的には日本のデフレ脱却(2017年前半に物価上昇率2%の目標)を目指す。
私たちの生活に影響が出る?
私たちが民間の銀行に預金している金利が今すぐマイナスにはならない。
マイナス金利の導入により、世にお金が回り、企業や事業が拡大し、社員やスタッフの給料が上がることが期待されている。
そこから消費が増えることにより、最終的には景気回復が期待されている。
マイナス金利が導入され、私たちにとって良いことは?
住宅ローンの金利などが低くなるので、住宅ローンを組んで家を買う時など、大きなローンを組む際に◎
FXやビットコイン等の仮想通貨取引等、外貨を活用した投資に良い効果が出ると期待されている。
まとめを見て分かる通り、マイナス金利導入によって日本の経済は大きく変わるのでは?と期待が寄せられています。
しかし現状では、マイナス金利が導入されたから会社の給料が上がった!などの声を聞いたことはありません。
ソレンも、実際に給料が上がった!!という実感はまるでありません。←
そのあたりに関しては、今後の動きにも注目してみていきたいですが、最終目標である日本の経済活性化に到達するには日本銀行や一般の銀行だけでなく、私たちも意識しなければいけない点があるのではないかと思います。
まずはマイナス金利について理解し、どういう狙いがあって導入されたのか知るだけでも違うと思います。
自分の生活とマイナス金利の関係を考えた時、どこで結びつくのか想像するだけでも最初は良いと思います。
実際に、マイナス金利が導入されたことをキッカケに資産運用を見直す人たちも増えているようです。
これを機に、今まで行っていた自分の資産運用方法を見直すのもまた、良いのかもしれないですね。
マイナス金利導入で、今度どうなる?!日本の景気は本当に回復する?
今の日本はもう長い間デフレ状態が続いています。
最悪期は乗り越えたものの、まだまだ「物価上昇」や「消費の拡大」などの問題が多々あり、消費者の暮らしはあまり良くなっていないのが現状です。
そんな中、これ以上のデフレ状態を止めようとマイナス金利が実施されました。
既にマイナス金利は欧州で導入されている例がありますが、日本では初の試みです。
日本銀行がマイナス金利の導入に非常に消極的だったので、2016年の1月に導入が決定されたことは、市場でも大きな話題となりました。
日本では珍しい【まずはやってみないと何も変わらない!!】姿勢でしょうか。
個人的にはそういう姿勢は好きなので、まずは行動を起こしてくれた日本銀行に好印象を持ちました。(←上から。。w)
とはいえ、この先本当に狙い通りに景気は回復していくのか?はまだまだ分からない部分が多いです。
せっかく日本銀行がポジティブに行動を起こした政策なので、今後、日本の景気回復に繋がれば良いと思います。
心配な部分もありますが、マイナス金利導入により、私たちの生活にもメリットになる部分もあります。
マイナス金利について、どんな制度なのか?どうして導入されたのか?等を理解しておくと、またそのメリットの活かし方も変わってくると思います。
そのために、このページが参考になれば良いなと思います。
以上、本日もソレンがお送りしました。
銀行預金以外の資産運用法を考えてみる?オススメのソーシャルレンディング業者
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│ 記事投稿日 : 2017年4月6日 │ ブログのカテゴリ : 管理人ソレンのつぶやき │