海外特化型サービスのデメリット(投資型クラウドファンディング)
Q:海外特化型の投資型クラウドファンディングサービスで資産運用をするにあたって、国内ファンドを取り扱う業者とは違うデメリットはありますか?
国内ファンドを取り扱うサービスよりも、海外特化型サービスの方が高利回り設定が多く、人気が高いと思うんですけどその分デメリットも高くなりますか?
海外ファンドに投資をするにあたって気を付けなければいけないデメリットを教えて下さい。
この質問に関しての回答
やっぱり一番は『為替リスク』じゃないですかね。
常に変わる市場の動きや為替レートの変動によって、通貨の価値が変わることにより起こる価格変動リスクです。
よく、海外旅行に行く人は分かると思うんですけど日本円を外貨に換える時、例えばいつでも1ドルが100円なわけではないですよね。
旅行に行く前は1ドル100円だったけど、帰ってきたら1ドルが120円になっていたなんてこともあると思います。
「あ~1ドルが100円の時に両替しておけばよかった!今少し上がって110円になっちゃったよ…」
なんて声も聞くことがあるかと思います。
投資型クラウドファンディング、特に海外ファンドにもそのリスクがあります。
現在の国内業者は、海外ファンドであっても円で投資するスタイルがほとんどです。
ですが、実際にサービスが貸付先に融資をする時はその国の通貨で融資を行います。 返済される場合も同じです。
貸付先から返済される時は、その国の通貨で返済が行われます。
それからクラウドファンディングサービスで日本円に両替をし、投資家へ分配する仕組みになっているサービスが一般的です。
どうしても両替の作業が発生するので、そこで価格変動が起こるとその時の為替レートによってマイナスになることもあります。
勿論、プラスになることもありますが毎回プラスを狙うのは非常に難しいと言えるでしょう。
価格変動リスクは、国内ファンドにはないリスクだと思います。
「ノマン」さんからの回答
最近では、投資家からの要望を受け価格変動リスクを投資家が受けなくて良いファンドを提供しているサービスもあります。
ファンドによって選ぶことを出来るサービスもあれば、全サービス為替ヘッジありのファンドを提供しているサービスもあります。
価格変動リスクを受けたくない場合は『為替ヘッジあり』と書かれたファンドを選べば良いのです。
為替ヘッジありのファンドは、価格変動によるリスクを投資家が負うことなく投資が出来ます。
やはり、価格変動によってプラスになれば嬉しいけれどマイナスになったら嫌だという投資家の声が多く、特に投資初心者向けには為替ヘッジありのファンドを多く提供するサービスも出てきているそうです。
海外投資ファンドを取り扱うクラウドクレジットでも、昔は全然なかったみたいなんですけどね。
投資家の要望を受けて、為替ヘッジありのファンドの取り扱いを増やしているみたいですよ。
クラウドクレジットさんって、ユーザーにすごく近いサービスっていうか、そういう投資家の声を聞いて提供するファンドの内容を変えていってくれるので、私は個人的にすごく好きなサービスです。
「PuuuuU」さんからの回答
国内ファンドでも言えるかもしれないんですけど、国の経済状況によるリスクっていうのもあると思います。
クラウドクレジットさんで言うと、いくら発展途上国などのファンドを取り扱っているとはいえ、先進国と比較すればまだまだ不安定な部分も多い国があると思います。
そういう国のファンドを取り扱うという事は、『いつどこで何が起こるか分からない危険性』が、先進国よりも高いのではないかと考えています。
そうなると、貸し倒れなどの不安も増してくると思います。
勿論、maneoグループの海外特化型サービス、アメリカンファンディングやガイアファンディングなどアメリカのファンドを取り扱っているサービスもあります。
国の経済状況によるリスクを避けたい場合は、そのサービスがどこの国のファンドを取り扱っているのかもチェックしておくと良いかもしれませんね。
個人的には、海外案件のファンドは高利回りなファンドが多く魅力的だなと思っていますよ。
「プレルレ」さんからの回答
この質問・回答で紹介されたサービス
クラウドクレジット
クラウドクレジットは発展途上国を中心にした、海外投資特化型の投資型クラウドファンディングサービスです。
期待利回りが非常に高く、最大だと業界最高水準の14.5%をマーク!
為替ヘッジあり、なしのファンドや運用期間も短期~長期、利回りの高さも様々なファンドを取り扱っているので、投資家としても選べる選択肢の幅が広いです。
国内案件で投資をしていると、どうしても選択肢が狭いなと思う事もあるかと思いますが、クラウドクレジットではそれがないので投資家からも人気が高いようです。
アメリカンファンディング
アメリカンファンディングはmaneoグループの投資型クラウドファンディングで、アメリカの不動産投資ファンド特化型のサービスです。
全ファンドにアメリカの不動産担保が付いていて『為替ヘッジあり』のファンドを提供してくれているので、投資家側のリスクも極限まで下げてくれています。
主なエリアはテキサス州やハワイ、シカゴなどの不動産ファンドが中心です。
利回りは高いものだと10%前後、運用期間も短期が多いので、アメリカの不動産ファンドに興味がある方にはオススメのサービスかなと思います。
ガイアファンディング
ガイアファンディングもアメリカンファンディング同様、maneoグループが提携する投資型クラウドファンディングサービス。
アメリカのハワイ、カリフォルニア州、サウスカロライナ州などのエリアで不動産事業者向け融資を目的としたローンファンドを中心に取り扱っています。
利回りは5.00%~10.00%が中心で、運用期間も短期~中期のものが多いです。
『為替ヘッジあり』のファンドも数多く取り扱っているので、為替リスクに対する不安も軽減されます。
公式サイトでは、実際に貸付先が運用する物件などの動画も公開されていますので、興味があれば一度見てみると良いと思います!