利付国債とは？
Q：利付国債とは何ですか？
初心者でも始められる投資について調べていたんですけど、国債ってのが気になっています。
個人向け国債の他に、利付国債っていうのがあると思うんですけど、この2つは何が違うのでしょうか？
2つの違いについても教えて欲しいです。
まだ情報収集の段階なので、分かりやすく解説をお願いしたいです。
宜しくお願いします。
この質問に関しての回答
利付国債（りつきこくさい）とは、の説明をする前にまず国債について説明しますね。
国債というのは、一言でいうと日本国が発行している借金（債券）のことを言います。
まぁ国が抱えている借金ですね。
この国債には、2つの種類があります。
それが利付国債と個人向け国債です。
多分このあたりまでは質問者さんも調べていた内容でしょうか。
ちなみに国債は国が発行している債券なので、今発行されている債券の中では最もリスクが低く、信頼性が高い投資先だと言われています。
利付国債と個人向け国債というと、個人向け国債は個人でも変えるけど、利付国債は買えないんじゃないかというイメージがありますけど、両方個人でも買うことが出来ます。
利付国債は、償還期間の長さで4つに分けられています。
その4つというのは
・超長期国債…めちゃくちゃ返還期限が長いです。期間は0・30・40年。
・長期国債…返還期限がまぁまぁ長いです。期間で言うと10年
・中期国債…返還期限の長さはまぁまぁ。2年と5年です。
・変動利付国債…返還期限は15年
4つ目の、変動利付国債以外は固定金利になります。
投資可能金額は5万円からで、変動利付国債は10万円からです。
どれも市場の時価で売ることが出来ます。
これが利付国債の大まかな特徴です。
個人向け国債は3種類あり、変動10年型と固定5年型、固定3年型があります。
個人向け国債との特徴を比べて見ると、何が違うのか分かりやすいかもしれないですね。
「えむてい」さんからの回答
表にして一覧にすると2つの違いが良く分かります。
| 日本国債と個人向け国債の違い | |||
|---|---|---|---|
| 項目 | 日本国債 （利付国債） |
個人向け国債 | |
| 固定5年型 | 変動10年型 | ||
| 発行回数 | 年12回 | 年4回 | |
| 購入金額 | 5万円～ | 1万円～ | |
| 利率 | 4月5日（10年）公表予定 4月19日（5年）公表予定 ※2年は金利低下の為、現在募集中止 |
5年国債×0.05％ | 10年国債×0.05％ |
| 利払い回数 | 年2回 | ||
| 償還期間 （満期） |
固定金利2年・5年・10年 | 5年 | 10年 |
| 中途解約時 | いつでも | 1年間は不可 | |
| 中途解約時 ペナルティ |
市場金利で売却の為、元本割れも有 | 過去2回分の金利を支払う | |
「国債とは」のページにも、個人向け国債と利付国債についての違いについて説明があったので、合わせて読んで見ると良いですよ。
利付国債は基本的に、誰でも購入できる国債です。
購入場所は証券会社や銀行などを通じて買うことが出来ます。
銀行は日本国債を取り扱っているところが結構多いんですが、証券会社は少ないです。
有名なところで言うと、SBI証券あたりがネームバリューのある証券会社かなと思います。
「エリカ」さんからの回答
