ソーシャルレンディングの運用利回りは実際どれぐらいになるんでしょうか？

日本の場合、2016年6月時点で5％から10％程度の運用利回りが相場です。
仲介業者や契約の内容によっても変わってくる部分ですが、おおむね5%から10%の高い利回りが設定されています。

しかし、これはあくまででも理論的な予想利回りであって、早期償還リスクなど様々なリスクによって予想していた利回りを下回ることや、元本を失うこともあります。
ソーシャルレンディングには、こうした高いリスクがあることを踏まえて、投資家に対しては高めの運用利回りが設定されています。

運用利回りに一定の幅があるのは、契約内容（取引条件）に差があるためです。
不動産担保がある場合の契約であれば、元本の消失リスクがある程度軽減されるため、貸付利率とともに運用利回りも低めに設定されます。

逆に、無担保かつ個人への投資となった場合、事態によっては元本がすべて消失するような非常に高いリスクがあるため、貸付金利とともに運用利率も高めに設定されます。